こんにちは、2じろう6です。
元教員で、今はFP(ファイナンシャルプランナー)として、お金で困らない生活ができるように、家族をはじめ、いろいろな人にお金にまつわるアドバイスして生活しています!

2025年になったから、新NISAで投資を始めたいんだ。でも何から始めたらいいか分からなくて・・・
OK!じゃあ新NISAの始めた方を解説するよ。まずは新NISAとは何か、投資商品を買うまでの準備を順番に話すね。

2024年から始まった新NISAですが、興味はあるけどよく分からないという方もいるのではないでしょうか。この記事を読むと、「新NISAってなに?」「何すれば始められるの?」という2つの疑問が解決します。
・「新NISA」の意味
・新NISAを始めるために準備すること
1 新NISAとは何か
・新NISAは税金を得する制度
1.1 新NISA制度を使えば投資で得た利益に税金がかからない
新NISAは「少額投資非課税制度」のことです。「ある一定額までの投資で得た利益には税金をかけないよーお得だよーぜひやってねー」という制度です。
日本は、お金を儲けると大体税金がかかります。今までは投資で得た利益には大体20%の税金がかかっていました。それを「税金なしでOK!」と国が認めてくれたということなので、この制度は神制度です。新NISAには以下の特徴があります。
- 非課税枠:年間360万円(積立投資枠120万円、成長投資枠240万円)最大5年で1800万円
- 非課税期間:無期限(投資枠を埋めるために5年以上かかってもOK)
- 対象者:20歳以上の日本居住者

1800万円ってすごい金額だね!
この枠を埋めるだけで、いつか話題になった老後2000万円問題もほぼ解消できるよ。さらに投資で利益が出れば、それも非課税でいいよという神制度さ。

日本は消費税を始め、いろいろな税金がかかりますし、何かと増税傾向です。新NISAのような減税の制度は積極的に使わないと、大きく損することになりかねません。お金で困らない生活をするためには、税金で得をすること、税金をコントロールしていくことが大切です。
2 新NISAを始める前に準備すること
・証券口座をネットで開く → 楽天証券 or SBI証券
・証券口座に入金する → 楽天証券&楽天銀行 or SBI証券&住信SBIネット銀行 の組み合わせがおすすめ!

証券口座を作ればいいんだね。どこの金融機関に行けばいいの?UFJ銀行とゆうちょの銀行口座を持っているから、とりあえずどちらかの窓口に行けばいい?
証券口座を開くなら「ネット証券会社」一択だよ。すでに銀行口座を持っているからといって、「人と対面する金融機関」で証券口座を絶対開いちゃだめだよ!

2.1 人と対面する金融機関で証券口座を開くのはだめ
証券口座は、多くの金融機関で開くことができます。しかし、人と対面する金融機関で証券口座を開くと、そこで投資商品を買うことになります。対面で売られる投資商品は、売り手が大きく儲けられるように手数料が高く設定されています。
投資をするときは、とにかく手数料に敏感になってください。手数料を確認する癖をつけてください。ネット証券なら、手数料の安い素晴らしい投資商品を簡単に購入することができます。
2.2 おすすめネット証券会社と銀行
②SBI証券&住信SBIネット銀行 → 豊富な投資商品と便利な銀行口座

新NISA口座は、一人一つしか持つことができません。楽天証券かSBI証券のどちらかで開くことになります。
2.2.1 楽天証券&楽天銀行
私はこの2つを使っています。画面や操作がわかりやすく、初心者におすすめの組み合わせです。
口座の開き方は以下の動画を見てください。
・本人確認書類が運転免許証でも手順は変わらない
・納税方法は必ず「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶ
・楽天カードはポイント還元を受けたい人は申し込んでもよいが、必須ではない
・楽天銀行は便利なのであったほうがよい
・FX口座、信用取引口座はいらない
2.2.2 SBI証券&住信SBIネット銀行
今口座解説するなら、この2つがおすすめです。買える投資商品の種類が楽天よりも多い、住信SBIネット銀行は恐ろしく便利です。よく似た名前の銀行に「SBI新生銀行」がありますが、間違えてこちらを開かないように気をつけてください。
口座の開き方は以下の動画を見てください。
・本人確認書類が運転免許証でも手順は変わらない
・納税方法は必ず「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶ
・住信SBI銀行は便利なのであったほうがよい
・SBI新生銀行はいらない。まぎらわしい名前なので注意
・12:21の「かんたん同時開設」に出てくる口座はすべていらない
・三井住友カードはクレジットカードを持っていないなら作ってもいい、必須ではない(動画のキャンペーンは終わっているので注意)
2.3 証券口座への入金方法

なんかいろいろあったけどなんとか証券口座が開けたぞ。これでもう投資できるの?
おつかれさま。もう少しで準備完了だよ。証券口座は「口座」なので、銀行と同じようにお金を入れておくんだ。お金を入れておくと、投資がスタートできるよ!

①証券口座 → 投資商品を買うためのお金や投資で得た利益を入れておく口座
②特定口座(源泉徴収あり) → 買った投資商品を入れておく箱。この箱に入れた投資商品で利益が出ると税金が発生する。
③新NISA口座 → 買った投資商品を入れておく箱。この箱に入れておくと投資商品で得た利益に税金がかからない。1800万円分までしか投資商品が入らない。
2.3.1 楽天証券への入金方法
入金方法は以下の3つです。
②自動入金(おすすめ)
③通常振込入金
2.3.1.1 リアルタイム入金
リアルタイムで証券口座に入金できる方法で、初心者におすすめです。手数料も無料です。
手順
- 楽天証券のログイン
楽天証券のウェブサイトまたはアプリにログインします。 - 「入金・出金」を選択
ログイン後、「入金・出金」のメニューを選びます。 - リアルタイム入金を選ぶ
「リアルタイム入金」オプションを選択します。 - 銀行を選択
楽天銀行や対応している他の銀行を選びます。
対応銀行例:楽天銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行など。 - 入金額を入力
入金したい金額を入力します。 - 銀行サイトで手続きを完了
銀行のログイン画面に移動し、手続きを完了させると即時反映されます。
2.3.1.2 自動入金(スイープ)→おすすめ!
楽天銀行を利用している場合、設定しておくと楽天銀行の残高を自動で楽天証券に移すことができます。
手順
- 「マネーブリッジ」を設定
楽天証券と楽天銀行を連携する「マネーブリッジ」を設定します。 - 自動スイープを有効化
「自動スイープ」をONにすると、楽天証券の買付け時に楽天銀行から自動的に資金が移動します。 - 設定完了後は手動での入金不要
必要な資金が自動で移動するため、入金の手間が省けます。
2.3.1.3 通常振込入金
楽天証券の指定口座に振込で入金する方法です。
手順
- 楽天証券の振込先口座を確認
楽天証券にログイン後、「振込入金」の項目から自分専用の振込先口座情報を確認します。 - 銀行振込を実行
自分の銀行口座から楽天証券の口座に振り込みます。
※振込手数料は利用する銀行によります。 - 証券口座に反映
振込が完了すると、楽天証券口座に入金が反映されます。
2.3.2 SBI証券への入金方法
入金方法は以下の3つです。
②住信SBIネット銀行を利用した自動入金
③銀行振込
2.3.2.1 即時入金
即時に証券口座に反映される方法で、手数料が無料です。
手順
- SBI証券にログイン
ウェブサイトまたはスマートフォンアプリからSBI証券にログインします。 - 「入金・出金」を選択
メニューから「入金」を選びます。 - 「即時入金サービス」を選択
「即時入金サービス」オプションを選びます。 - 銀行を選択
自分が利用している銀行を選択します。
主な対応銀行:住信SBIネット銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、楽天銀行など。 - 入金額を入力
入金したい金額を入力し、「入金手続き」をクリックします。 - 銀行サイトで手続きを完了
銀行サイトでログインし、入金を確定すると、即時に証券口座に反映されます。
2.3.2.2 住信SBIネット銀行を利用した自動入金→おすすめ!
SBI証券と住信SBIネット銀行を連携することで、資金を自動的に移動できます。
手順
- 「SBIハイブリッド預金」を設定
SBI証券と住信SBIネット銀行の連携機能を設定します。 - 自動振替設定を有効化
買付時に、必要な金額が住信SBIネット銀行からSBI証券口座に自動で振替されます。 - 手動での入金不要
この設定を有効にしておくと、証券口座残高が不足してもスムーズに資金が移動します。
2.3.2.3 銀行振込
SBI証券専用の振込先口座に直接振り込む方法です。
手順
- 振込先口座を確認
SBI証券にログインし、「振込入金」メニューで自分専用の振込先口座情報を確認します。 - 銀行から振込
自分の銀行口座から指定された口座へ振込を行います。
※振込手数料は利用する銀行によります。 - 証券口座に反映
振込が完了すると、証券口座に資金が反映されます。
3 まとめ

新NISAの意味がようやくわかったよ。証券口座もどこで開設してもいいわけじゃないんだね。今はネットが主流なんだね。
今はネットでほぼ完結するね。人件費がかからない分、手数料が安くなってお得になるんだ。「人と会うことはリスク」だということも覚えておいてね!


いよいよ投資の始まりかー。どんなものを買えばいいのかな?
準備ができたので、次は新NISAで買うべき投資商品について話をしたいと思います。
以上、2じろう6でした!
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