【投資を始めたい人向け】投資をしたことのない人が前提として知っておくべきの２つのこと

こんにちは、２じろう６です。

元教員で、今はFP（ファイナンシャルプランナー）として、お金で困らない生活ができるように、家族をはじめ、いろいろな人にお金にまつわるアドバイスして生活しています！

私はお金に困らない生活を送るためには、投資は欠かせないと考えています。世界の大金持ち（もちろん小金持ちも）も、多くの方が投資をしていますからね。

しかし投資にはリスクが伴います。投資をすべきなのかを自分で判断する必要があります。投資はすべて自己責任です。そこで今回は投資を始める前に知っておくべき前提知識を解説します。

①みんな「投資していること」に気づいていない

投資をしたことがない人は「あなたはすでに投資をしています」と言われたら、「なんで？どういうこと？」となるでしょう。今自分がどういう状況にいるのか確認していきましょう。

「日本円」を持っていることは、「日本円に投資をしている」ということ

日本で生活をしていれば、日本円だけを持っていれば生活することができます。つまり、生活するために、私たちは「日本円」を用意していることになります。

みなさんは「円安ドル高」「円高ドル安」なんて言葉を聞いたことがありますよね。いわゆる「外国為替（がいこくかわせ）レート」です。

円しか持っていないとあまり気にしないのですが、通貨のそのものの価値は日々変わっています。この記事を書いている時点での為替レートはおよそ１ドル１５６円です。（２０２４年１２月３１日現在）２０２１年の１月は１ドル１０４円だったので、大きく円安（円の価値が下がっている）になっていることがわかります。

「価値が下がっている資産が欲しいですか？」と聞かれたら、おそらく多くの人が「いらない！」と答えるでしょう。しかし、投資をしていない人は「価値の下がっている日本円を持つこと（日本円に投資すること）を自分で決めた」ということと同じです。

もちろん為替レートは日々変わるので、将来どうなるかは誰にもわかりません。ここでお伝えしたいのは、「価値の上下する資産をすでに持っている（＝投資している）」「１つの資産しか持たないということはリスクがあること」ということです。

②投資って必要なの？

資産運用により得られる富は、労働によって得られる富よりも成長が早い

フランスの経済学者、トマ・ピケティ氏が「２１世紀の資本」という本の中で「資産運用により得られる富は、労働によって得られる富よりも成長が早い」と書きました。

投資をしない状態のままでいると、相対的に貧しくなる可能性が高いということです。（めちゃくちゃ仕事で稼いでいる人は投資しなくてもOKかもしれませんが・・・）だから正しい方法で、少しずつ資産運用を始めていくことで、お金に困らない生活に近づけます。資産を持つ側の人になりましょう！

通貨（円）の資産価値は勝手に減っていく可能性がある

世界はインフレの歴史です。日本も例外ではありません。最近はスーパーやコンビニに行ったら「高っ！」って思う商品がいっぱいありますよね。有名な「週間少年ジャンプ」も１９６８年には９０円だったのに２０２４年は２９０円（税込）です。物価は上がっていくのが基本です。

我が家の買い物の例をあげると

「２０２４年の１５０円は、２０２０年の１５０円の価値はない」ということがわかります。インフレが起きると通貨の価値は下がり、買えるものが減ってしまいます。

通貨は時間がたてばたつほど、価値を失っていきます。これは回避したいですよね。そのためにできることは以下の２つです。

①は自分のではどうにもできないこともありますよね。②のインフレ負けしない資産を持つことは比較的簡単にできます。インフレに負けない資産を持ち、円の価値が下がっていくことをフォローしていくことが大切です。

③まとめ：きちんと理解してから投資は始めよう

今回は投資を始める前に知っておくべき２つのことを紹介しました。投資の必要性は人によって違います。しかし、私は稼ぐ力がずは抜けて優れている人以外は、資産運用（投資）は必要だと考えます。年収が高い人が投資をすれば、さらに貧富の格差は広がっていきます。資産をもつ側になり、お金に困らない生活を目指しましょう！

以上、２じろう６でした！