
そろそろ洗濯機買わない?
壊れた?


壊れてないけどもう10年たつし。よくもったほうじゃない?子どもも産まれて洗濯物が増えたから、今の洗濯機じゃ容量が小さいの。
洗濯機を買うなら今が大チャンスだね!いっしょにどれ買うか選ぼう!

家電の買い換えには大きな費用がかかりますよね。「できることなら安く買いたい・・・」と思って家電量販店をうろうろしたことがある人も多いはず。
でも店員さんはいろいろ言ってくるわけです。
👨「今が買い時ですよ」
👩「この連休が終わったらこの値下げも終わっちゃうので今がチャンスです」

誰が本当のことを言っているんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!
と、ひと昔前の私は困っていました。
そんな同じ悩みを抱える人のために、家電をできるだけ安く買う方法をまとめました。この方法さえ知っておけば、少なくとも「最高値」で買うことはなくなります。
私もつい先日洗濯機を買いました。その調べる過程は他の方にも役立つかも!と思ったので記事にしました。ずっと使える知識ですので、ぜひ参考にしていってください。
・型落ち品を狙え
・型落ち品が出てくる時期、安くなる時期は決まっている
・ネットで買う
目次
1 型落ち品を狙え
家電は1年に1回新しい商品が出ます。最新の商品が出る前に、売れ残っている昨年の最新商品が型落ち品です。
実は最新商品と型落ち品の性能に、ほとんど違いはありません。
例としてドラム型洗濯機を見てみましょう。
機能差に注目

写真はPanasonicの【NA-LX113DL】(2024年発売)という機種です。
一つ前の方が【NA-LX113CL】(2023年発売)です。機能の差をまとめると以下の通りです。
🔍 主な違いまとめ
項目 | LX127DL(2024) | LX127CL(2023) |
---|---|---|
🔧 新機能 | ジェットバブル洗浄、バッフル改良 | ―(非搭載) |
🫧 洗浄性能 | 向上(新バッフル+泡ジェット) | 標準的(従来の泡洗浄) |
🚿 すすぎ性能 | 向上(バックフィルター変更) | 旧仕様のすすぎ |
📱 スマホ連携(IoT) | 共通(アプリ操作対応) | 共通 |
🧴 トリプル自動投入 | 共通(洗剤・柔軟剤・漂白剤) | 共通 |
👕 洗濯/乾燥容量 | 12kg / 6kg | 同じ |
🌀 温水泡洗浄W・スチーム | 共通機能 | 共通 |
💨 乾燥方式 | ヒートポンプ+ジェット乾燥 | 同じ |
💡 デザイン・外観 | 若干リファイン(操作パネルなど) | ほぼ同じ |
⚡ 省エネ性能 | 若干向上(年間消費電力量減) | 前モデル水準 |
💰 価格帯 | 高め(発売直後) | 安め(在庫限り) |
進化した点:
- 「ジェットバブル洗浄」新搭載
⇒ 洗剤を勢いよく泡立てて衣類に浸透。汚れ落ちUP。 - 新設計「バックフィルター変更」
⇒ ドラム内の水流が最適化され、すすぎ性能が向上。 - 操作パネルの表示改善(見やすく)
- 省エネ性能が微改善(年間消費電力量の削減)

なんかすごいような、よくわからないような・・・
共通の機能:
・温水泡洗浄W ・スゴ落ち泡洗浄 ・スチーム機能(しわ・除菌対策)
・自動投入(洗剤・柔軟剤) ・ヒートポンプ乾燥

自動投入とか、電気代抑えるヒートポンプ乾燥は前の型でもついてるんだね。
もし、あなたが
👨「汚れ落ちは目で見て違いが分かる」
👩「すすぎ性能の違いは一目瞭然よ」
という、スペシャルな「違いの分かる人」なら、最新機種がおすすめかと思うので、もうこの記事は閉じてもらって構いません。お付き合いいただきありがとうございました。

今の洗濯機でも洗えないわけじゃないんだから、そんな機能の違いは分かんないし、とにかく洗えりゃいいのよ。
という私の妻のような感覚をお持ちなら、どうかこのままお付き合いください。
要は、最新機種も型落ち品も、1年ではそこまで大きな機能差はないということです。
1つ前の機種でも満足できる水準なら、型落ち品を安く買う方が買い物上手です。
2 型落ち品が出てくる時期を把握する
どんな家電も新商品が出る時期はおおよそ決まっています。新商品が出る前に、メーカーは「型落ち品」を売り切ってしまいたいので値段が安くなります。
2.1 いつ安くなるの?

この図を見ていただければ、主要な家電の値段が下がる時期がわかります。家電量販店がセールなどをしていても、その時が必ず安いとは限りません。

洗濯機ならもうすぐ底値の時期が近いね!(執筆は7月)
2.2 どれくらい安くなるの?
最初に紹介したPanasonicのドラム型洗濯機【NA-LX113DL】を例で見てみましょう。
販売直後から現在までの値段の推移を見てみましょう。(価格.comより)


販売直後の値段から10万円近く安くなってる!!!
7月はドラム型洗濯機が底値に向かっていく最中ですが、それでも発売直後と比較すると大きな価格差があります。
細かい機能の変化が気にならないのなら、時期を選んで買った方が確実にお得です。
3 安く買いたいならネットで買う!
家電量販店で買わないでください。高いので。
家電量販店は人を介して購入するので、どうしても人件費など費用がかかります。安く買いたい人はネット一択です。家電以外の物もそうですが、基本的なネットのほうが安いと思ってもらってOK!
3.1 家電量販店で実物を見てみる
家電量販店に行く時は、買いに行くのではなく、実物を見たり触ったり、店員さんから情報収集したりしましょう。

カタログ見るのめんどくさい。口で説明してもらったほうが早い。
色味や形、大きさ、機能の有無など、ネットでは調べにくいものもあります。週末の大型の家電量販店に行くと、「Panasonic販売員」のような名札を下げた店員さんが立っています。
価格の違い、機能の違いなどを詳しく説明してくれるので、気になる機種があったら聞いておきましょう。
3.2 「価格.com」で最安値付近の店舗を探す
「価格.com(読み:カカクドットコム)」は、日本最大級の価格比較・購買支援サイトです。これひとつで、電化製品からファッション、ペット関連、保険、インターネット回線など幅広い商品・サービスの価格やスペック、在庫、レビューをまとめて比較できます

欲しい家電が決まったら、型番を入れて検索してみよう!

赤丸の部分をクリック!すると、

価格がランキング形式で出てきます。最安値付近のショップを選べばOKです。
ショップを選ぶときは価格ばかりにどうしても目が行きがちですが、自分が使いたい支払い方法に対応しているかを必ず見ておきましょう。
たまに「銀行振込で」というショップがあったりするので要確認です。
3.3 延長保証はいらない
安いショップを見つけたからといって安心してはいけません。
きちんと安く買うためには余計なオプションをつけないことが大切です。
余計なオプションの代表格が「修理の延長保証」です。実は家電量販店などは、この延長保証という「保険」で儲けを出しています。
👨「すぐに壊れたら嫌だ!」と思うかもしれません。しかし、物は壊れるものです。保険を使う前提を確認しましょう。

どんな保険も図のような前提で考えます。
家電が壊れるということは「確率大、損失小」なので、保険をかける必要はありません。

でも家電って高いじゃん。損失は大じゃないの?
もちろん大型の家電は高いものもあるけど、物は必ず壊れる。故障に対して保険頼みで備えるより、日頃の家計管理をきちんとして、家電を新しく買うための予算を組んでおくべきだね。予算以上の家電を買わないようにすることも大切だよ。

保険に関する考え方は以下の記事で解説しているのでそちらをご覧ください👇
3.4 配送料・取り付け料、リサイクル料などの諸費用を確認しよう
ランキングに表示された価格は、本体価格だけを表示している場合があります。
送料や家電の取り付け料、リサイクル料などはショップ内に必ず記載があるはずなので、探してよく読みましょう。

私がこの前ドラム型洗濯機を買った時は、送料が無料、取り付けも大型家電は無料、古い家電の引き取りとリサイクル料は当日搬入してくれる業者さんに現金で支払ったよ😄
あとは注文すればOK。注文後はショップとはメールのやりとりになります。
大型家電の場合は、お届け日時など選択できないことがありますが、購入後のメールで都合のいい日を決めることができるので安心してください。
確実に受け取れる日にしておかないと、余分に費用がかかることがあるので、ショップからのメールはきちんと確認しましょう。
3.5 ネットで家電を買うのは怖くない!
ネットで高価な家電を買うことに抵抗がある人もいるかもしれませんが、大きなトラブルにならないコツがあるのでお伝えします。結論、怖くないです笑
- カカクコムは上場企業であり、経営の信頼性・健全性は高い。
- 掲載店舗は、品質・保証・サポート面は店舗ごとに差があるので、「ショップレビュー」「取引件数」「運営形態(店舗型か通販のみか)」などを総合的にチェックすることが大切。

上場企業はいい加減なことはできません。掲載される店は書類審査や面談を経て、掲載されています。いい加減な店は簡単に掲載されないということです。

私はメルカリをよく使うんだけど、やっぱりレビューは大切。評価がきちんとしている店や人は安心して買い物ができるもん。
👩「レビューはいいけれど、聞いたことがないショップで心配」
という人は、聞いたことのある家電量販店のネットショップを使うと安心です。

4 まとめ
家電を安く買うのは3つのステップです。
①新製品ではなく型落ち品を狙う → 機能・性能は1年ではそんなに変わらない!
②時期を見極めて買う → どの家電も型落ち品が底値になる時期はおおよそ決まっている!
③価格.comで買う → 価格競争をしているので必然的に安くなる。余計な保険はつけない!

以上、参考になれば嬉しいです。2じろう6でした!
コメント